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ビジョンの作成その2~事業分野・業界分野を明確に

前回経営計画を作成する際は、ビジョンが大切ということを書きました。
ビジョンは次の5つに分解ができますね。

(1)事業分野(業界)
(2)経営資産(ヒト・モノ・カネ)
(3)競合他社・競合事業
(4)経営理念
(5)業界特有の構造・慣習

今回は、この中で(1)事業分野(業界)をもう少し詳しく説明します。

会社がどのような事業分野を設定するのか、つまり事業領域を設定するのかはとても大切なことです。

事業領域は技術と市場の組み合わせです

技術とは、製造業に限らず、商品やサービスなどを想像してみてください。
また市場はターゲットとするお客さまと思うと分かりやすいと思います。

会社の経営する事業ごとに
既存の技術や既存の市場をどのように選ぶのかを考えることが事業領域を作成することです。

もう少し具体的に見ていきましょう。どのような選ぶかは次の3つに分解できると思います。
(1)既存市場で関連市場に打って出る
(2)新技術を開発し導入する
(3)新市場に新技術で進出する
これらの中で意思決定することが大切なんです。

たとえば飲食店、それも韓国料理店の場合・・・
(1)既存市場で関連市場に打って出る

韓国料理店がキムチなどの韓国惣菜のネット販売をする。

(2)新技術を開発し導入する

韓国料理店が新メニューを開発する。

(3)新市場に新技術で進出する

韓国料理店が中華料理のお店をオープンする、または中華料理の惣菜をデパ地下で出店する。

このような形で考えてもらえればと思います。

経営者が何をどうしたいのか、非常に大切です。
これは具体的にどんどん紙に思いつくだけ書いた方が良いでしょう。
考えに考えたアイデアや方針はしっかりしたものです。
目安としては、60個を紙に書きましょう。
私も会計事務所を経営する上で、常に紙に書きだして考えています。

実際には思いついたアイデア99%はボツになってしまいますが、
どんどん書きましょう。
脳みそで汗を書くという表現が似合いそうですね。
ボストンコンサルティンググループやマッキンゼーなどの世界的な戦略系コンサルティング会社が
言ってるのと同じなんですよ。

私も私のお客さまと一緒に考えます。
このように事業分野(業界)を明確にする作業が私が仕事をしていて、最も楽しい時間のうちの一つです。

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2012年5月31日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:経営計画

ビジョンの作成 (その1)

こんにちは。
今日からのシリーズで、経営ビジョンについて、お伝えしますね。

今後5年間の経営計画を立てる、中期経営計画を立てる時に、まずは経営者が経営ビジョンを決めましょう。
ということを聞いたことがある方もいると思います。

ビジョンは非常に大切です。
まずは経営者の目標とするビジョンがあり、ビジョンを具体的に売上金額などに
落とし込んだのが経営計画なんですよ。

経営計画の本を読むと、経営計画を作成する際に、目標とする売上金額を決めましょう、
利益計画を立てましょう、などと書かれてます。

このような売上金額や利益の金額には明確な根拠はないんですよね。
これでは、経営者の胸三寸で経営計画が作成されてしまいます。

ビジョンと目標がかけ離れてしまうんですよね。

この点、1回の参加費が3万円もするような高額な経営計画作成セミナーでは、しっかりと説明しています。

話がそれました。
ビジョンの話に戻ります。

私はビジョンを次のように考えてます。

5年後の会社のあるべき姿とかいう抽象的な言葉ではなく、
5年後の状況を予測し、5年後の状況に適合するために、どのようなことをするのかを
具体化したものがビジョンだと考えてます。

ビジョンを分解すると次の5つに分けられると思います。

(1)経営理念
(2)経営資産(ヒト・モノ・カネ)
(3)競合他社・競合事業
(4)事業分野(業界)
(5)業界特有の構造・慣習

上の5つを次回からじっくり説明していきます。
よろしければ、クリックをお願いします。

【追記】
Googleリッチスニペットのテストをしています。
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2012年5月30日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:経営計画

経営計画を作成するメリット(下)

こんにちは。経営計画作成のエキスパートで公認会計士・税理士の李 です。

前回、経営計画を作成するメリット を紹介しました。

経営計画を作成すると急がば回れで、利益を伸ばす確率が上がる

という話をしました。

経営計画を作成するメリットの2つ目を紹介しますね。

それは

銀行から融資を受けやすくなります。

経営計画を作成している企業は、日本ではかなり少数派に入るでしょう。

特に従業員50人以下の会社で経営計画を作成している会社はほとんどないのが、現状ではないでしょうか?

しかし、経営計画を作成している企業は倒産する確率が低いということを

銀行は経験則で知っています。

銀行は毎年経営計画を作成している企業を優遇してくれます。

銀行から優遇される企業となるヒントを一つお教えしましょう。

それは、
自ら決算説明会をしたいと称して、銀行に説明に出向くのです。

融資先の企業情報を知りたいのはどの銀行も共通です。

まず断られることはないでしょう。

そこで、1年の決算として利益がどのくらい出たか、

そして経営計画を作成して来期の目標を銀行に発表するのです。

発表の上手い、下手は関係ありません。

大切なのは熱意です。

発表する時は銀行の支店長に同席してもらうよう、お願いしましょう。

銀行の支店長は融資決裁権限を持っているためです。

※最近は一定額以上の融資決裁権限は、本店審査と言われますが、
メガバンクを除けばまだまだ支店長の権限が強いのが実態です。

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2012年5月28日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:経営計画

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