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役員報酬が多くて赤字 銀行の評価はどうなるか?

銀行の評価は赤字でも変わらない?

【質問】経営者の報酬、役員報酬を多く取り過ぎて、赤字になりました。赤字だと銀行の評価が下がるのが通常です?
【回答】いいえ、赤字でも必ずしも銀行が評価を下げる訳ではありません。

銀行は実態をみて判断するのです。実態とは会社だけではなく、経営者個人の資産状況も確認します。

なぜ銀行の評価がさがらないのか?

本業の儲けで見ます。質問者の場合、本業の儲けがあり、役員報酬が多いための赤字です。債務超過でも必ずしも銀行の評価が下がる訳ではないのです。
もちろん債務超過の企業の銀行評価は低くなります。しかし中小企業の場合には経営者からの資金を借り入れこの借入金を元に銀行へ返済が行われている場合があります。このような場合は、銀行は実体的な財務内容を経営者の確定申告などから捕捉します。赤字になれば企業自体には返済能力はないはずです。しかし経営者からの借入金は実質資本とみなすケースがあります。この結果、赤字でも返済能力ありとみなされ銀行の評価はさがらないのです。

注意すべき点もある

経営者保証があるから、会社と経営者個人の財産を一体とみなします。これを「名寄せ」といいます。逆に考えることもできます。実態の貸借対照表が債務超過でも収益性を評価して融資するケースがあります。これは、仮に会社が倒産しても経営者個人の財産があれば事実上返済可能と銀行が判断した場合です。注意すべき点あります。あくまでも経営者個人の債務保証がある場合です。最近では、経営者の個人保証を外す動きがあります。個人と会社の経営は本来混同すべきではありません。銀行が役員報酬を減らすよう指導するケースもあるかと思います。貸す側としては当然ですね。本来は、経営者個人の財産に頼らずに、会社の本業の中で借入金を返済すべきものです。

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2014年10月10日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:金融

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