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常識をくつがえすPDCAとは? 前編

PDCAを実行するだけでは、不十分



先日、東芝のCFOの講演を聞きに行きました。聞いた内容は、世界最先端の企業では、月次でPDCAを回すだけでは不十分ということです。

PDCAとは、計画(Plan)、実行(Do)、検証(Check)、改善(Action)のサイクルを言います。つまり、中期経営計画や1年ごとの短期経営計画を立て(Plan)、計画を実行し(Do)、計画と実行結果の差異を分析し(Check)、次期の行動計画を立てます(Action)。PDCAの精度はともかく、多くの大企業や年間売上高10億円以上の中小企業では月次でPDCAを実行しているかと思います。

PDCAを月次では無く、週次で回すことが大切です。中には日次でPDCAを回している企業もあります。日次でPDCAを回しているのはパソコンの部品メーカーのような会社です。パソコン部品は1週間で1%価格が下落すると言われています。このように毎日のように部品価格が変わるような企業は1ヶ月単位でPDCAを回していたら、意思決定が遅くなるのです。

PDCA大企業のPDCA


なぜ、PDCAを1週間で回す必要があるか



PDCAを1週間で回す必要性は、ビジネススピードの早さです。例えば、札幌では在庫が余っているが、福岡では不足。名古屋では資金余剰だが、東京は資金不足で銀行借入を行う。このような経験をした会社はあると思います。私も会計監査をした会社で、いわゆる無駄がありました。もちろん、中には子会社からの資金を吸い上げて、親会社が資金繰りも一括管理し、資金の最適分配をしてる会社もありました(それもエクセルで!)。


PDCAを高速で回すメリットは次の通りです。

  1. 資金繰りで無駄が出ない。利息の削減
  2. 顧客の要望に素早く対応可能
  3. 在庫の圧縮
  4. 工場や営業の稼働率があがる

週次で高速にPDCAを回す方法とは?



まずは情報収集から始めましょう。意思決定に必要な情報はなにか?売上高なのか、在庫情報なのか、工場の稼働率なのか、会社により異なります。私のおすすめは売上高だけでも日次で把握することです。
売上高と言っても、様々です。店舗別、営業担当別、製品別、地域別などの売上データが取れることもあります。また、男女・年齢別にどの程度、売れたのかのデータも役に立つかと思います。


しかし、いずれは限界がきます。というのも、意思決定に必要なデータが細かすぎると、情報収集に時間がかかり、意思決定が遅くなります。また集計をエクセルに頼ると、集計ミスが生じます。PDCAを高速かつ、意思決定も高速で行うには、エクセルでは限界が来ます。


次回は高速でPDCAを回すための事例を紹介します


【参考】一般的なPDCAを掲載しておきます
pdca



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2014年9月8日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:売上拡大

税理士がフラウド会計ソフト”freee”を使ってみた

freeeというクラウド型会計ソフトが一部で話題です

http://www.freee.co.jp/

 

freee会計ソフト

クラウド型会計ソフトfreee

今までの会計ソフトとは違い、Webで入力して決算書作成まで作成してくれます。

税理士として、従来の会計ソフトと良い点など使い勝手を紹介します。

良いところ

(1)Web上で作業できる

(2)Macにも対応。

今までの主要会計ソフトは、全てWindowsでのみ動作し、

Mac対応の会計ソフトはありませんでした。

Macで動作するには、excelで利用する他ありませんでした。

(1)と(2)は他のブログでも多く書かれています。

(3)消費税の課税区分など、税理士にとっては嬉しい仕掛け。

この点は、freeeのブログなどでも書かれています。

ブログを参照したほうが分かりやすいです。

http://www.freee.co.jp/blog/zeikubun-3514.html

http://www.freee.co.jp/news/tax-669.html

 

(4)ネット銀行とのインターフェイス(データ連動)

ネット銀行との取込は、従来のソフトにはありませんでした。

csvでデータを落とせても結局は、仕訳を手入力ということはよくありました。

今はあまり現金商売は少ないです。

入金は振り込みという会社が多いでしょう。

ちなみに、弊社では預金の入出金は、従来の会計ソフトへの

自動取込可能です。

自分でexcelのマクロを書きました。

(5)クレジットカードとの自動インターフェイス

これも従来の会計ソフトにはありませんでした。

ありがたいです。

csvファイルをダウンロードして、加工しなくても取り込めるのはありがたいです。

つまりクレジットカードの支払いとネット銀行を使えば、

会計記帳の入力は省略できます。

会計事務所や記帳代行会社に、記帳代行(帳簿付け)を頼んでいる

会社さんは経費削減に有効ではないでしょうか?

 

【閑話休題】

年間売上高1億円以上の会社なら、販売管理システムを導入していることも

あるでしょう。

freeeでは、freeeへのデータを取り込むための仕様書が公表されています。

販売管理システムからfreeeへのインターフェイスをexcelで作成すれば、

販売管理システムとfreeeへのデータ連携も可能です。

欲を言えば、入金の消し込みまでfreeeで実現できれば、ベストですね。

私がお客様に勧めてるTKCのFX4というシステムだと、

自動入金消し込みの他、

支払(振込)も銀行用の振り込みデータまでシステムで作ってくれます。

さらに、期限が来ると勝手に仕訳まで起こしてくれます。

つまり、振込処理をすれば、自動で仕訳まで起きてくれます。

このFX4というシステム、管理会計も好きなようにカスタマイズできます。

が、FX4は会計システムは年間80万円かかります。

※年間売上高5億円以上の会社が対象のシステムです。

自動入金消し込みの他、

支払(振込)も銀行用の振り込みデータまでシステムで作ってくれます。

さらに、期限が来ると勝手に仕訳まで起こしてくれます。

このような機能をfreeeに求めるのは無理ですね。

価格が違いすぎます。

(でも、密かに期待してます)

一方で課題もあります。

(1)Web上の処理なので、反応が遅く感じる。

入力スピードに、freeeの反応がついてこなかったです。

私のネット環境速度にも影響があると思います。

スピードがもう少し速いといいなと思いました。

(2)自動予測機能の予測精度が高くない。

freeeの良いところは自動予測機能があり、科目などの予測機能があります。

現実は、予測機能よりも私が直接勘定科目を入力した方が速いです。

この辺は使いこなせば予測精度が上がると期待します。

【期待すること】

(1)源泉徴収の自動計算と源泉徴収票の自動出力機能の追加

意外に、源泉徴収票が自動出力できると税理士の立場からすると便利なんです。

(2)法人税と消費税申告書の自動作成

freeeと連動した法人税申告書が作成できれば、

これほどありがたいものはないです。

既存の税金申告ソフトは、旧来のオフコンの流れを引きずっていて、

不便この上ないのです。

法人税申告書作成ソフトはいくつかありますが、どのソフトの使用感も私は不満です。

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freeeに一度お伺いして開発方針などを聞きに行きたいと考えています。

まずはアポを取らなきゃ。

freeeの課題も書いたので、アポを断られないことを祈ります(笑)。

 

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2013年11月21日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:税金 経営計画

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