業務のご案内

資金調達・銀行対策

中小企業は節税よりも「銀行対策」こそ重要です。

私たちの顧問プランには銀行対策や赤字対策、節税のアドバイスが含まれています。
毎月の訪問時はもちろん、決算2〜3ヶ月前に行う決算検討会でも対策を検証します。
また、銀行との交渉は、私たちが同席して行うケースもあります。

貸し渋り。貸し剥がし。もはやこれまでか。

私たちが顧問をさせて頂いている企業は売上1億円〜30億円の中堅・中小企業が大半です。 中堅企業に求められるのは、節税対策より、むしろ赤字対策や銀行対策であると考えています。

            
  • 銀行から融資の継続を断られた。
  • 担保の追加を要求された。
  • 金利を一気に3%上げるといわれた。

銀行のムチャな要求に、怒り、失望する社長をこれまでたくさん見てきました。

相手は数字のプロ。かたや社長は数字の素人。戦う前から答えは出ています。
しかし、手をこまねいている暇はありません。
追加融資を受けられない、あるいは即時返済を要求されたら・・・。会社存続が危ぶまれるのです。

社長とともに考え抜き、そして戦います。

だからこそ、私たちがお客さまの味方にならなくてはならない。
プロとしてできることは何でもやろうと思っています。
社長と一緒に修羅場をくぐろう、そう誓ったのです。

融資の継続を実行させるためにはどんな手があるのか?あらゆる手を一緒に検証します。
銀行への交渉も同席して行います。

あなた 「同席してくれるのは嬉しいが・・・。実際に打つ手はあるのか?」
李  「実はあるのです」

現在でも「貸し渋り」は珍しくありません。しかし、銀行はまったく融資をやめたわけではありません。
預金を集める一方で、融資を増やさなければ銀行も生き残れないのです。

ルールが変わった?

最近になって銀行の融資ルールが大きく変わったのをご存知ですか。

これまでは土地や株券を担保に融資してくれました。
ところが今は「信用の格付け」によって融資する金額や金利を決定しているのです。

「信用の格付け」とは、決算書を「点数に置き換える」ことです。いわば企業の偏差値みたいなものとお考えください。格付けが高ければ、これまで難しかった融資も受けることが可能になります。さらに金利だって優遇される場合もあります。

逆に、格付けが低ければ「回収リスクあり」と判断されます。「貸し渋り」「貸しはがし」の対象になるのです。このルールを理解して戦いを挑む、これが最悪の事態を回避するための鉄則です。

ちなみに銀行ごとに「信用格付け」の計算方法は違います。しかし、ベースになっているのは金融庁の金融検査マニュアルなので大きな違いはありません。

信用格付けアップのためには?

答えは1つしかありません。

それは「評価される決算書」を作ることです。「評価される決算書」には「あるパターン」があるのをご存知でしょうか。つまり、そのパターンに合うように決算書を作り変えれば良いのです。

私、李は銀行の会計監査経験があります。銀行が中小企業にどのように対応するのか知っています。これまで見向きもされなかった企業の決算書を「うむ?これは一見の価値があるな」と判断されるように作り直すことができるのです。

といっても、粉飾決算を行うという意味ではありません。現在の決算書を適切に「組み替える」ということです。つまり決算書の見せ方を変えるのです。

「でもうちは赤字だよ。結局、黒字の決算書でなければ無理じゃないのか?」

赤字イコール融資は下りない。これが今までの常識でした。

繰り返しますが「ルールは変わった」のです。

赤字会社でも追加融資が受けられる!

実は赤字であっても「貸し渋り」「貸しはがし」など、最悪の事態を回避する方法があります。
それは「経営計画書」で将来の返済計画を明確に示す、という方法です。

この方法であれば、債務超過の会社であっても可能性があります。経営困難に陥った原因を明確にして、具体的な改善プランを盛りこんだ「経営改善計画書」が作成できれば「破綻懸念先」から「要注意先」まで一気にランクアップすることがあるのです。

「破綻懸念先」と認定されてしまうと、すぐに「貸しはがし」になります。
でも「要注意先」であれば、融資が継続される可能性が残るのです。天国と地獄ほどの違いです。
債務超過であっても新規の融資が受けられることもあるのです。

銀行も納得する経営計画書とは?

では、銀行が納得させるためには、どんな経営計画書を作れば良いのでしょうか。

まずは、根拠のある数字で「会社の成長性」や「借入の返済能力」を具体的に見せます。
3年先や5年先、具体的な財務体質の強化の流れを丁寧に教えてあげれば良いのです。

実は月次決算をしている会社であれば「納得する経営計画書」は割と簡単に作ることができます。
毎月、業績や問題点を分析しているので、銀行が納得するプランになり易いからです。
しかも、そのプランは実現可能なスケジュールに落し込まれているのです。

李総合会計事務所では、月次決算書と経営計画書の照らし合わせを毎月行います。
もちろん社長と一緒にです。
数字で問題や解決策を検証し、将来の資金管理を行うから銀行だって納得させることができるのです。

評価される「質の高い決算書」とは?

さらに銀行が評価するのは「決算書の質」です。

「質の高い決算書」とは、

         
  • 第三者である専門家のチェックを受けていること
  • 毎月の月次決算を迅速に行っていること

つまり「質の高い決算書」とは「信頼性の高い決算書」です。誰だってお金の管理がずさんな会社の売掛債権は避けたいわけです。それとまったく同じです。信頼できる決算書を作ることのできる会社は、信頼できる会社である、そう評価されるのです。

究極の「貸し渋り」対策とは?

先述した金融機関の格付けアップは、ある意味で小手先の方法です。
数字の並べ替えや、文章の見せ方だけで、お金を借りることができるからです。

しかし、小手先で何とかなっても、結局は最悪の事態を先延ばしにしているだけです。
したがって、小手先テクニックは、あくまで緊急時に限定して使わなくてはならないのです。

では、究極の対策とは何でしょう。会社の収益構造を改善し、財務内容を強固にするしかありません。王道を歩むのがいつの時代でも正解なのです。

だから今からすぐに始めて欲しいのです。

私、李は、銀行の会計監査の経験があります。金融検査マニュアルを始め、銀行の企業評価基準を熟知しております。1円でも多くのお金を借りることができる決算書の作成指導も得意です。
赤字でも融資が受けられた経営計画書も数多く手がけました。

借入れはもちろん悪ではありません。
しかし、コントロールできなければ毒になります。

だから月次決算と経営計画をしっかり行える環境を早く手に入れて欲しい。
そして、最後にはキャッシュフロー経営を目指して欲しいと思います。

月次決算を始めても、赤字の時期は当然あります。
ウミを出しきるまでは事態が好転しないこともあります。
だから、私たちはどこまでもしつこいくらいに説明する。社長には数字に強くなっていただきます。

「銀行マンと対等に渡り合う」ためだけではありません。
貴社が「永続的に繁栄するため」の究極の方法だからです。

そして、それをサポートするのが私たちの存在理由です。

誰だって良い会社にしたいのです。
社員が胸を張れる会社にしたいのです。
お客様が殺到する会社にしたいのです。
銀行が頭を下げるような会社にしたいのです。

その夢を叶えるためにも、1日も早く月次決算を導入して欲しいのです。